アフターピルの処方でよくある質問
よくあるご質問
アフターピルとは何ですか?
アフターピルは、避妊に失敗した性行為後に妊娠を防ぐために服用する緊急避妊薬です。性行為後できるだけ早く摂取することで、排卵の遅延や抑制を通じて妊娠率を大幅に下げます。通常の避妊方法では対応できない緊急時の最終手段として、医師の処方のもとで利用します。
アフターピルの種類と違いは何ですか?
日本では主にレボノルゲストレル錠(ノルレボ等・性交後72時間以内使用)と、輸入薬のウリプリスタル錠(エラワン・性交後120時間以内使用)の2種類が処方されています。両者とも排卵を抑制して妊娠を防ぎますが、エラワンはより服用期限が長いのが特徴です。
アフターピルの避妊効果はどれくらいありますか?
レボノルゲストレル錠の場合、性交後24時間以内の服用で妊娠阻止率は約95%、72時間以内でも約85%と高い効果です。ウリプリスタル錠では5日以内の服用で妊娠率を1.5%程度に抑えられたという報告もあります。いずれも、服用が早いほど効果が高まります。
アフターピルは性行為後いつまで服用できますか?
レボノルゲストレル錠は性交後72時間以内、ウリプリスタル錠(エラワン)は性交後120時間以内まで有効です。72時間を超えても使わないより効果がありますが、5日を過ぎると効果が期待できないため、可能な限り早めに服用することが重要です。
アフターピルを服用するとどんな副作用がありますか?
主な副作用には吐き気、嘔吐、頭痛、めまい、下腹部痛、倦怠感、乳房の張りなどがあり、多くは軽度で24時間以内に治まります。1%未満のケースで嘔吐が見られ、少量の不正出血が起こることもあります。症状が重い場合は医師に相談してください。
アフターピルは安全ですか?将来の妊娠に影響はありませんか?
短期的な一回の服用では深刻な健康被害はほとんどなく、安全性が高い薬です。将来の妊娠能力や胎児への悪影響も報告されていません。ただしホルモン量が強いため、緊急時の利用に限定し、常用は避けることが推奨されます。
アフターピルはどこで手に入りますか?入手方法を教えてください。
産婦人科や婦人科クリニックで医師の処方を受けるのが基本です。近年はオンライン診療でも処方可能で、自宅に配送してもらえます。また、薬局での処方箋なし販売も実証実験が進行中ですが、現時点では18歳以上が対象です。医療機関での処方が確実です。
未成年や高校生でもアフターピルを入手できますか?
年齢制限はなく、未成年でも本人の同意があれば医師の診察で処方可能です。親の同意書は法律上不要ですが、病院によっては同伴や同意を求めるケースがあります。親に知られたくない場合は、未成年対応可のクリニックやオンライン診療を利用すると安心です。
アフターピルを飲んだのに吐いてしまったらどうすればいいですか?
服用後2時間以内に嘔吐した場合は、薬の吸収が不足しているため再度追加で服用が必要です。まずは処方医に連絡し、追加処方の指示を仰いでください。2時間以上経過後の嘔吐は吸収済みの可能性が高く、追加不要となる場合が多いですが、医師に相談すると安心です。
アフターピルを服用すると生理に影響がありますか?
服用後の生理周期は一時的に早まったり遅れたりすることがあり、半数以上に数日程度のずれが見られます。消退出血と呼ばれる少量の出血が2週間程度で起こることもありますが、通常1週間以内に正常な生理が来てリズムに戻ります。3週間以上遅れる場合は妊娠検査を行いましょう。
アフターピルを服用したのに妊娠する可能性はありますか?
避妊成功率は高いものの100%ではなく、数%の確率で妊娠する可能性が残ります。服用後3週間たっても生理が来ない場合や、出血量が極端に少ない場合は妊娠検査薬で確認してください。陽性の場合は速やかに医療機関を受診し相談しましょう。
アフターピルは何回まで飲めますか?繰り返し使っても大丈夫ですか?
必要に応じて1か月に複数回の服用も可能ですが、ホルモン負荷が大きく生理周期が乱れるリスクがあります。緊急避妊薬はあくまで非常手段のため、頻繁な使用は避け、日常的には低用量ピルやコンドームなど確実な避妊方法を組み合わせることをおすすめします。
本当に保険証はいりませんか?
当院は自費診療のため保険証の提示は不要でございます。そのため職場やご家族にバレる心配もございません。
予約は必要ですか?
予約は不要でございます。公式LINEに登録し、事前問診・決済を完了した後クリニックにお越しください。
何時間以内に服用すればいいですか?
当院では72時間(3日)有効のものと120時間(5日)有効の2種類のアフターピルのご用意がございます。リスク行為があった日時から時間が経つほど効果が落ちる可能性がありますので、できるだけ早く服用を推奨しております。
未成年でも受診できますか?
当院は未成年の受診にも対応しております。自費診療のため学生証や保険証の提示は不要でございます。そのため職場やご家族にバレる心配もございません。